出演者紹介 No.46【youth】
youthはね、大丈夫。
1月のサンバーストでの自主企画や、下北沢でのサーキットイベントでのステージを見て、リリースツアーというバンドにとって大きな旅を経験した彼らの成長には凄まじいものがあるし、何も心配していないし期待しかしていないです。
2022年春、高崎イースター、サンバーストのトリはyouthしか考えられなかったです。
それはそうと、アオモリソラトね。
僕は僕で、少し遅れてやってきた青春を賭けて高崎ギルドを作っていましたが、彼のような可能性に溢れたクソガキがあの場所やそこに集まる人たちを愛してくれた事が、僕の誇りであり、希望です。そして、彼が今もしっかり(?)生きていて、高崎に居を構え音楽をやっているというその事実が、高崎ギルドというものが存在していた一つの意味だと思っています。
僕自身の話になってしまいますが、僕は、あまり人に何かを期待したり、求めたりしないタチです。出会った人たちが、心身共に健やかで、辛い事はあってもたまに腹から笑える生活を送ってくれていたら、強いて言えば、ごくたまに気持ちのこもった歌を聴かせてくれたら、それだけで幸せを感じられます。(結構求めてるな・・)
僕が出会ってきた皆と同じように、それぞれの暮らしがあって、それぞれの喜びがあることを知っているから。
だからこそ、あんまり期待されても困るし、去る者追わずなんていう都合の良い慣用句もありますが、気に食わなかったら離れてもらって構わないという気持ちも大体の人に対して持っています。そうじゃなきゃ疲れちゃうしね。
そんな僕でも、この人の期待には応えたいと心から思える数少ない存在が、アオモリソラトです。今書いてて思ったけど、僕がそう思うのは、彼が僕に期待をしてくれているからかもしれないな。期待をするなんて濁した書き方をしたけど、それはつまり夢を見てるって事。
彼からもらった言葉で、今回のイースターをどういうものにしたいか固まったと言っても過言では無いです。あいつがいなかったら途中で投げ出しちゃったかもしれんと割と本気で思います。
まあ、あいつはあいつで素晴らしい未来を思い描いてるだろうけど、その中で、たま〜に一緒に見れる未来も少しずつ取り戻していきたいと思ってる。
あいつに話した、未だ果たせていない約束がたくさんあります。その中の一つ、3月27日、これから先の明るい未来に向けた第一歩としてのイースター。
いっちょ夢を見続けようじゃないですか。春の風の中でよ。
出演者紹介 No.45【Andersen】
群馬在住のラッパー/イベントオーガナイザー/たまにDJ。渋谷でHUMAN JUNCTIONというパーティを隔月で主催。芝生。
高崎ギルドは、特に始めてから3年くらいかな、僕が思ったことが答えというようなやり方が強かったと思います。国作るとかほざいてたしな。勿論そんな空気感を好きでいてくれた人もいたんだけど、それが原因で傷ついてしまったり、離れてしまった人もいる訳で。
そんな中でも、アンディはしっかりお店やイベント、そこに関わる人達の事を考えて、意見を伝えてくれる人でした。大人になると誰も怒ってくれないんだよな。その中で彼の存在はとても大きかった。
イースターの延期を決め、気の締まらない日々を過ごす中、ふとした時に彼の歌を聴いて、音楽とパーティに対する愛と情熱に溢れた言葉を噛み締め、彼から教えてもらった沢山の大切な気持ちを思い出し。ギルドとして表現したいものを見つめ直す中で、彼に関わって欲しいと思いお誘いしました。
ギルドの名物パーティ、マイアイアンレバーに早くからレギュラーとして出演し続けてもらうなど、高崎ギルドの何たるかを良く知っている男。イースターで一番ギルドらしい空気が流れるであろうhowwhatステージのトリは彼しかいないでしょう。
"レペゼンじゃなくて帰る場所でいい"、その通りだよな。高崎ギルドにみんなで帰ろう。
出演者紹介 No.44【NAIKA MC】
ナイカさんは、ヒップホップファンのみならず、群馬の音楽好きであれば名前だけは知っているのでは無いでしょうか。
一世を風靡したフリースタイルダンジョンでの活躍や、様々なMCバトルでのゲストや審査員など、露出の多い大舞台に多数出演しているスターという印象が強いように思えますが、僕の知っているナイカさんは、音楽とクラブとパーティを心から愛し、後輩や友人を大切にしている格好良い地元の先輩です。
今はなき高崎のclubROCに出演していた時に、ギルドで開催されていたAndersen主催のパーティに顔を出してくれた事から付き合いが始まり、それからここぞと言う時に何度も出演していただきました。
Andersenとギルドの共催企画である高崎人間交差点の最終回、閉店を間近に控えた2021年3月6日。しゃべくりとも言える彼の持ち前のフリースタイルのなかで飛び出した"イケダミノリの門出を祝おう"という言葉。ライブが終わった後に目を見つめ合って固い握手を交わした事。そこまで深い付き合いがあった訳ではありませんが、一つ一つの現場に賭ける想いの強さが、ナイカさんの説得力を生んでいるのだと身をもって思い知らされ、これからも一緒に一日をつくりたいという希望が湧き、イースターへの出演をお願いしました。忙しいスケジュールの合間を縫っての出演快諾、感謝しか無いです。
何処かおどけているようで、目の前の人をがっしりと抱き締めて離さない、温かくも力強いナイカさんのライブ。生で感じた人にしかわからないものが確実にあります。
彼にとっても深いストーリーがあるであろうLIME CAYでのライブ、どんな思いが飛び出すだろうか。イースターのLIME CAYは、群馬クラブシーンの生き字引であるNAIKA MCに締めていただきます。
出演者紹介 No.43【Ivy to Fraudulent Game】
群馬出身、4ピースバンド。
アイビーのみんなとはバンドを通して10年近い付き合い。ステージ上での立ち振る舞いは、当たり前にアーティスト然としていてクールな印象ですが、僕の知ってるアイビーのみんなは、いつも屈託ない笑顔を見せてくれる心温かい人達です。
みんなそれぞれが高崎ギルドという場所を大切に思ってくれていることは伝わっていたし、KAKASHIとlilyrayのツーマンを観にきたノブは"俺らもここでやらせてよ!"なんて本気で言う始末。
今回のイースターの裏テーマとして、高崎ギルドに呼びたかったけど色々な事情で呼べなかった人達を集めたいという気持ちがあったので、そんなギルドへの熱い想いを持ってくれていたアイビーは昨年8月の延期前日程でも最初からオファーしていました。
最終日に弾き語りとして出演してもらったノブは、"もっと早く出会ってたくさんこの場所で歌いたかった"と言ってくれて、そんな気持ちも嬉しかったけど、形は変わってもこうして一緒に1日を作れる事が心から誇らしい。
そして何より、彼らも本格的に活動を開始した当初からメンバーがずっと変わってないんですよね。それがどれだけ凄い事か、バンドをやっている人達は勿論のこと、音楽ファンの人達は痛いほどわかるはず。多くの人にとってとても大きな希望です。
日本のロックバンドのスタンダードを目指して大きな舞台で活躍しながら、地元群馬への愛を持ち続けている彼ら。
イースターではどんな光を見せてくれるでしょうか。期待に胸が高鳴ります。
出演者紹介 No.42【momothehustler】
モモザハスラー。DJ / イベンター。
常に朗らかでキラキラとしていて、関わる人への思いやりや優しさを決して忘れないももちゃん。
彼女の想像力と行動力、そして体力からはいつも刺激を受けています。
まだ高崎ギルド平日にバー営業していた頃からよく遊びに来てくれて、いつも周りの人を巻き込んで笑顔を掻っ攫っていくその姿はまさに嵐のようでした。
彼女が主催で"51%"というイベントをギルドで企画してくれることになり、色々と相談をしていく中で、彼女のイベントや音楽に対する思い、お客さんや出演者、関わる人へ受け取って欲しい気持ち、そして何よりそれをどのように表現するか…などなど、全てを突き詰める努力をしていて、物凄い熱量と精度を持って取り組んでいた姿にとても感銘を受けました。
そんな彼女の姿勢やキャラクターに心底惚れ込んでいます。閉店直前までは、イベンター/出演者として関わってもらっていましたが、そんな彼女がチームの一員としていてくれたら心強いと思い、今はguildのスタッフとしてEASTERの運営においても力を発揮してくれています。裏イースターのフライヤーと、ホルモンさわのメニューは彼女の作品。
今は陶芸家の修行もしているようです。どういうこと?でも、きっと彼女が選んだのなら間違い無いし、ももちゃんが作るものをこれからも見続けたいと思っています。
強い責任感とタフさ、そして弾けるような明るさをもって、DJの1時間を通して必ず皆さんに笑顔を届けてくれるはず。お楽しみに。
出演者紹介 No.41【YONEDA】
東京を中心に活動中のDJ / イベントオーガナイザー。
何にも捕われない常に新しい音楽を追求している。
コンセプトを意識した「森羅」、「DRIVE-THRU」を主催。
通称ゆうもぐ。
高崎ギルドの発足当時からよく企画を打ってくれていたヒロカミマンという男のイベントに遊びに来てくれた事がギルドとの出会い。東京を中心に活動するDJでありながら、高崎ギルド独特の異様なグルーヴ(と、環七ラーメンの背脂)がツボにハマったらしく、マイアイアンレバーという奇祭を中心に、幾つもの夜を共に超えてきました。
育ってきた畑が全然違うのにどうしてこんなに気が合うのかと思っていたら、どうやら彼のルーツの一つには僕が憧れていた00年代下北沢〜渋谷で勢いのあったオルタナやギターロックがあるようで。そりゃあ確かに、超仲良くなれるか、超喧嘩するかのどっちかだったな。
実は、コロナ禍の煽りをもろに喰らって実現は叶いませんでしたが、ギルド閉店から間も無い昨年の7月、EASTER前にguildと彼の共同企画として計画していたイベントもありました。これは必ず改めて実現させたい。今ここに書いたので必ずやります。もぐちゃんやるよね?
クラブミュージックもロックバンドも分け隔てなく、音楽そのものを心から愛する彼の、振り幅も広く煽情的なDJプレイ。新しく生まれ変わるギルドでも、多くの人の心に刺さるはずです。
出演者紹介 No.40【すなお】
2020年11月結成のスリーピースバンド。
好きなボーカルは沢山いて、その理由について考えた時に、技術が優れている、声や歌い方が個性的、華がある…などなど、様々な特徴が出てくるんだけど、"この人は歌う為に生まれてきたんだろうな"とまで思う人ってなかなかいなくて。歌を歌っている口と言うか頭が本体で、首から下の身体がくっついているみたいな。すなおのボーカルの大畑カズキはまさにそんな人。
ギルドでイベント制作をしていたたかみんが、彼の音楽をずっと追いかけていた事から大畑カズキの名前だけは聴いていて、やっとのことでギルドに出演してもらえたのが2020年8月15日。
この日は深夜イベントで、バンドと弾き語りを交えながら、まあみんなよくお酒も飲んでいて賑やかな一日だったのですが、夜中の1時過ぎ、最後の最後に出演した彼がマイクを通して声を発した瞬間に、和やかだった空気がピンと張り詰め、その場にいた全員が素面に戻りました。比喩ではなく。彼の歌の力に感動すると共に、あまりに衝撃的なその光景に思わず笑ってしまったことをよく覚えています。
ちょうどその頃はまだすなおの結成前で、それからどうにか間に合い、すなおとして高崎ギルドにも閉店ギリギリで出演してもらえて、まだ二回しか会ったことが無い大畑くんにその日の内にイースターの事を話して是非関わってほしいと伝えました。それから一年か…あっという間だったな。
ずっとサポートとして活動を共にしていたあみちゃんも遂に正式メンバーとなったことにより、ユーヤくんのエロいドラムと織りなすグルーヴにも磨きがかかり、これから更に飛躍をしていくであろうすなお。イースターでも多くの人に温かくも衝動に溢れたステージを見せてくれるはずです。